二項分布→正規分布と近似して「これで統計的計算ができる」と書きましたが、正確にはさらに「標準正規分布」に変換して計算するのが普通です(エクセルなどでは正規分布のまま計算できる)。「標準正規分布」とは平均が0、標準偏差が1の正規分布のことです。この分布に関しては「標準正規分布表」という積分結果を表にしたものがあるので、これを利用して計算するわけです。
以下はメインページで何の説明もなく使った式がどのように導かれるのかを示したモノです。