今回は高配当狙いの本題です。
まずはナンバーズの特徴を復習しましょう。
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つまり、当せん者(当せん口数)が少ない数字を選んで買えば高配当が期待できるわけです。
「高配当を狙える数字を探す」=「不人気な数字を探す」ということになります。
さて不人気な数字とはどんな数字でしょう?
自分で数字を選んで購入するナンバーズの場合、なんらかの日付にちなんで数字を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
であるなら、日付に読めない数字は不人気な数字の有力候補です。
日付に読める数字と読めない数字では、当せんしたときの平均賞金に大きな違いがありそうです。
では日付に読めない数字とはどんな数字でしょう?
日付に読める | 112 | 1月12日、11月2日 |
217 | 2月17日 | |
318 | 3月18日 | |
910 | 9月10日 | |
日付に読めない | 005, 144, 476, 970 |
【表1】では○○月○○日と読める数字を「日付に読める」例として挙げました。
日付に読める・読めないの基準は他にも考えられます。
例えば【表1】で「日付に読めない」方に分類されている「476」は平成4年7月6日と読むことが可能です。
また「144」は並べ替えて「414」とすれば4月14日と読むことが可能です。
4月14日にちなんで「414」を買う人がボックスで申し込めば「144」や「441」でも当せんとなるので、並べ替えて日付に読める数字もまた「日付に読める数字」と言えます。
これらをそれぞれ「平成年日付」「ボックス日付」と呼ぶことにします。
平成年を考慮しても並べ替えても日付に読めないような数字が最も厳しい「日付に読めない数字」となります。
これらの日付分類を【図1】に示します。
【図1】中に例として挙げた数字の解釈は下表のとおりです。
318 | 3月18日、平成3年1月8日、並べ替えて8月13日、8月31日 |
185 | 平成元年8月5日、並べ替えて8月15日、5月18日 |
476 | 平成4年7月6日、並べ替えても通常日付には読めない |
705 | 7月05日、並べ替えて5月07日、ゼロがあるので平成年日付には読めない |
980 | 並べ替えて8月09日、9月08日、ゼロがあるので平成年日付には読めない |
046 | 04月6日、並べ替えて6月04日、ゼロがあるので平成年日付には読めない |
900 | どうやっても日付には読めない |
なんとなく日付に読める数字、読めない数字のイメージがつかめたでしょうか?
続いて実際の抽選結果で見てみましょう。
最近の結果で「日付に読める数字」と「日付に読めない数字」がどんな賞金になっているか確認してみましょう。
この記事を書いている2015年03月03日現在の直近100回分の抽選結果を、高配当順に並べたのが【図2】で、低配当順に並べたのが【図3】です。
この100件のストレートの平均賞金は¥92,803です。
そのままで日付に読める「通常日付の数字」は一つもランクインしていません。
低配当10傑のうち実に7件が「通常日付の数字」(図中、明るい緑の部分)です。
平均¥92,803に対して高配当グループは12万円オーバーで、低配当グループはせいぜい6万円台です。
こんなに違うんですよ!
ちなみに高配当第2位の「040」は「どうやっても日付に読めない上にダブル」で、当講座で当初から推してきた数字です。
また、低配当第2位の「112」はそのままで2通り(1月12日、11月2日)、並べ替えて3通り(1月21日、2月11日、12月1日)の計5通りの読み方ができます。
5通りというのは「123」と並んで全数字の中で最多で、当講座としては最も低配当になると予想する数字です。
ナンバーズ3データベースで次のように検索してみます。
全体(4092件)で平均 ¥95,546 と出ています(2015年03月03日時点)。
一方で絞り込まれた「日付に読めない数字」が当せんしたのは103件で、平均¥121,844です。
ナンバーズ3データベースでは緑色の文字はクリックできるようになっています。
一覧表示の並べ替えができますのでいろいろやってみてください。
本講座のナンバーズの買い方の一押しは「日付に読めないダブル」です。
本来はダブルの効力も示すべきですが、平成年を考慮して日付に読めない数字を選ぶと必ずゼロが2つ以上ある数字になります。
ゼロが1つも無ければ平成○年○月○日と読めてしまうし、ゼロが1つなら並べ替えて○月○○日と必ず日付に読めてしまいます。
最も厳しい「日付に読めない数字」で絞ると自然とダブルかトリプル(「000」のみ)になるわけです。
というわけで今回はダブルに関しては特に考察していません。
参考までにトリプルの上位10傑を示しておきます。