またまた個別の機種の計算ですみません。牙狼11です。
某裏研修さんや某はるちんさんの動画でスペックを拝見したので計算してみました。
スペック的にはエヴァ15にかなり近い。
ボーダーはエヴァ15より少しだけ低くなります。
大当たり確率 | 1/319.6 | |
ST中確率 | 1/98.9 | |
ST回数 | 150回 | |
時短回数 | 150回/9850回 | |
アタッカー賞球 | 10カウント15個(2R/10R) | |
振り分け(特図1) | 2R 通常(時短150回) | 37% |
2R ST(150回) | 62% | |
10R ST(150回) | 1% | |
振り分け(特図2) | 10R ST(150回) | 90% |
10R ST(150回+時短9850回) | 10% |
まずはST部分のみ確認しておきましょう。
図中の「ST」は突入時の獲得ラウンドは含んでいません。
このSTが終了するのは振り分け90%の方を引いて150回スルーした時だけです。
ST150回スルーする確率は
\((1-\dfrac{1}{98.9})^{150}≒0.218\)
なので、実質継続率は
\(1-0.9 \times 0.218≒0.804\)
となり、継続率80.4%のSTと考えれば良いとわかります。
次に全体の遷移図です。
図1と同様、図中の「ST」は突入時の獲得ラウンドは含んでいません。
振り分けとラウンド数が少し異なるだけで遷移図はエヴァ15と同じですね。
時短引き戻しの時の10R獲得を忘れないようにしましょう。
ST継続率 | \(1-(1-\dfrac{1}{98.9})^{150}\) | 0.782 |
ST継続率(実質) | \(1-0.9 \times (1-\dfrac{1}{98.9})^{150}\) | 0.804 |
時短150回引き戻し率 | \(1-(1-\dfrac{1}{319.6})^{150}\) | 0.375 |
時短引き戻し込みST突入率 | \(0.37 \times 0.375+(0.62+0.01)\) | 0.769 |
ST平均継続数(突入時を含まない) | \(\dfrac{0.804}{1-0.804}\) | 4.103回 |
ST平均継続数(突入時を含む) | \(\dfrac{1}{1-0.804}\) | 5.103回 |
ST突入後以降の平均獲得R数 | \(4.103 \times 10\) | 41.03ラウンド |
1R出玉 | \(10\times(15-1)\) | 140玉 |
ST平均継続数の式の根拠などは第26回を参照ください。
初当たりで4通りに分かれます。
まずは「状態」の種類と内容を確認しておきましょう。
A 2R通常→時短不発(2R獲得→終了)
B 2R通常→時短引き戻し(2R獲得→10R獲得→ST)
C 2RST(2R獲得→ST)
D 10RST(10R獲得→ST)
それぞれの起こる確率に得られる平均ラウンド数をかけて4つ合計すれば「初当たり時期待総ラウンド数 」となります。
そのような計算を表にまとめると次のようになります。
起こる確率 | ラウンド数 | 確率×ラウンド数 | |
A | \(0.37 \times (1-0.375)=0.2312\) | \(2\) | 0.462 |
B | \(0.37 \times 0.375=0.1388\) | \(2+10+41.03\) | 7.358 |
C | \(0.62\) | \(2+41.03\) | 26.68 |
D | \(0.01\) | \(10+41.03\) | 0.510 |
計(初当たり時期待総ラウンド数) | 35.01 |
1ラウンド平均140玉、右打ち中の増減なしとすれば期待出玉は 140×35.01≒4,901玉。
この場合の等価ボーダーは16.30rpkとなります。